こんにちは、有海 糸です。
今回はコスプレの併せについてです。
レイヤーが複数人で集まり撮影すること
たとえばワンピースであれば、「麦わらの一味 併せ」だったり、
サザエさんであれば「磯野家 併せ」だったりするわけです。
(そんなマイナー併せあるか)
皆様は併せの主催をやったことがありますか?
私はコスプレ5年やっており、主催をやったことが5回あります。
1回だけ5人の併せがありましたが、他はすべて10名以上と、割と大規模な併せを主催してきました。
ツイートでも時々回ってくるのですが、併せでは様々なトラブルが発生します。
私も何度かトラブルはありましたが、たった一つの方法で最小限におさえることができました。
そちらの方法について今日は書いていきたいと思います。
どんなトラブルがあるのか
一番多いのは「ドタキャン」です。
これは本当によく見ます。日曜の朝に
「今朝、併せの予定だったのですが、○○のキャラが体調不良で来れなくなってしまいました…!どなたか来ていただけませんか」
と、切実な募集を見たのは数知れず。
逆にそのツイートを見ない休みの日はないくらい、ドタキャンは発生しています。
他にも
「参加者と連絡がとれなくなった」
「△△のキャラがどうしても集まらない」
などなど、様々なトラブルが発生しております。
ただキャラが集まらないというトラブルは、私自身そこまで大きなものではないと思っています。
もちろん揃ってたほうがいいとは思いますが。
ただキャラによってコスしている人の母数が違いますし、
どうしても日程が合わなければ仕方ないと諦めがつきます。
また参加者と連絡がとれなくなったは、さっさとブロックして次に探せば何とかなります。
ずっと根に持って連絡し続けるより、
次の行動に移したほうがあっさり簡単に解決することもあります。
やはり主催が一番困るのは「ドタキャン」です。
かく言う私もドタキャンは経験したことがあります。
主催ではなかったのですが、6人の併せに対して当日3人がドタキャン。
絶句しながら撮影した記憶があります。
ちなみに全員おじいちゃんが亡くなったという理由でした。そんなタイミングあるか。
なぜドタキャンが起きるのか
これは様々な原因がありますが、体感的に主催が嫌でドタキャンするケースが多かったように見受けられます。
先ほど、6人中3人がドタキャンした併せも、
前日に主催が「ラインの返信してくれますか?」とキレたのが主な原因だと睨んでいます。
主催の気持ちはわかります。
こっちがスタジオや金額の詳細を送ってるにも関わらず、
既読数だけが増えていく虚無感。

え?読んでる?うそでしょ、まじで?完全スルー?
他にも「普通に体調不良」だったり、
「併せに参加する人で攻撃的な人がいると判明した」だったり、理由は様々です。
仕方ないと思いつつも、心の隅では地団駄を踏んでいる主催の方も多いのではないでしょうか。
併せを主催するうえで大切な、たった一つのこと
それは
事前にお金を回収するです
5年やってきた私が導き出した答えです。え?普通やるだろ?あ、すみません。
ただ見る限り、当日回収の主催が多いこと多いこと。いいですか事前に回収マジ大事。
やり方は簡単です。募集要項にこう書くのです。
あとは参加者に承諾させるだけ!簡単だね!!
これは本当に効きます。
最初の併せ30人くらいいて、当日回収だったのですが、1週間前に5人キャンセルが出ました。
そこから探すのが大変で、次の併せから、この一文を加えるようにしました。すると何ということでしょう。ドタキャンが0!一人も出なかった!20人以上いたのに!!!!
この仕組みのいいところは、ドタキャンがでたとしても代打を探しやすいところです。
「△△のキャラがキャンセルしたので、探しています!スタジオ代はいただきませんので…」と書くことができます。

お、スタジオ代かからないなら行こうかな
興味を持ってくれる人がいるので、代打が見つかる可能性が高くなります。
もし代打が見つからず、キャンセルした人の分が余ったら、アフター代とかに使っていました。
私は主催!何に使おうか私の勝手!むしろドタキャンした人への憎しみを、「まあアフターが少し安くなったし…」と参加者に思わせることができたんだから感謝してほしい(独裁者)
つらつらと書いてきましたが、この事前回収の目的は
「併せに参加している責任感をもってもらう」
これに尽きます。
お金を払った人たちは、「私はこの併せに参加するんだ」と意識がチェンジします。人間なので元をとろうとします。そのため積極的にタイムスケジュールや構図などに意見を言ってくれることが多いです。
自分のお金を既に振り込んでいるので、「参加者が嫌だしドタキャンしようかな?」という軽いドタキャンは出ません。本気で嫌な人しかドタキャンしなくなります。体調不良や不幸があった場合も同じです。
「事前振込」
この四字熟語があるだけで、参加者は身構えるのです。
「返金ナシ」の四文字を見て、参加者を吟味してから参加するようになるのです。

厳しすぎるのでは?趣味なんだしもっと軽くいこうよ
反論する方もいると思いますが、甘い!!!甘い!!!!ホットケーキにスターバックスのキャラメルフラペチーノぶちまけたくらい甘い!!!!!!
ドタキャンされたときの主催の絶望感がわかるか!必死に募集要項かいて、初対面に近い人と連絡とりあって、グループつくって、スタジオ予約して、タイムスケジュールつくって!!必死に必死につくりあげた企画が、「あ、めんどうだし、ドタキャンしよ」みたいなノリで、さくっとトドメ刺される気持ちがわかるのかーーーーっ!!!!!
(拳を地面に叩きつける)
ドタキャン自体も怖いのですが、一番嫌なパターンは芋づる式でドタキャンが増えることです。
大型併せで非常に多いパターンですね。私も30人くらいの大型に参加したとき、一人が3日前にドタキャンし、そこから「我も我も」と10人弱くらいやめていった併せがありました。
確かに主催もなかなか攻撃的な方で、私も参加したことを後悔していたのですが、そう思っていたのは私だけではなかったみたいです。併せ当日はまるでお通夜でした(白目)
そのトラブルも事前にお金を回収していれば、防げたと思うのです。我も我もとやめていった人たちもキャンセル代がかかるならドタキャンしなかっただろうし、やめたとしても参加費はスタジオ代やアフター代に充てることができたはずです。
一番怖いのは、ドタキャンしたやつがいたせいで、きちんと参加した人の負担が増えてしまうことです。
一人いくらの併せなら大丈夫ですが、スタジオ貸し切りにし人数で割ったパターンは最悪ですよね。ドタキャンした人に「スタジオ代は払ってください」と言っても、「参加しないのに!」と反対されて終わるパターンもあり得ます。
ならば最初から徴収したほうがトラブルが少なくて済みます。
まとめ
こちらの記事では、併せに関する一番のトラブルは「ドタキャン」と定義し、ドタキャンが発生する理由と、その対策について述べてきた(いきなりの論文調)
事前振り込みのメリットとしては
・軽い気持ちでのドタキャンが減る
・主催が誰から徴収したか管理しやすくなる
・参加者に併せに参加してもらう責任感が生まれる
・きちんと参加した方への負担が増える心配がない
などが挙げられます。良いことづくめ!
本当にこれは効果てきめんだったので、「併せの主催をやってみたけどトラブルあったらどうしよう…」と悩んでいる方は試していただければ幸いです。
主催の方の助けになれば♪↓
コメント