※全て私個人の感想です。痛バ好きの方には不快な思いをさせる可能性が高いです、ご了承ください。
受け入れられない・・・・
結論から先に言えと育てられた私です、こんにちは。
こないだオタマートというフリマアプリで「痛バ選手権」という催しをやってました。
大量の缶バッジはもちろん、リボンや布でデコレーションしたり、LEDライトなんかもでてきてびっくりしました。どの作品もキャラの世界観を大切にしていて、見てて面白かったです。
ただ「外には持ち出すなよ」とは思いました。
キャラクターの缶バッジやキーホルダーを鞄につけて、クラスタアピールする痛バ文化。
私がはじめて見たのはDオタだった時です。
ディズニーの年パスを買って、毎日のようにインパして、ショーを待ってた時、キャラの小さいぬいぐるみを大量につけている人を何人も見かけました。
のどの奥で悲鳴をあげました。
だってあれかわいい??ひとつひとつは可愛らしいけど、大量につけることでかわいさを台無しにしてる。
同じ顔が並んでて不気味だし、グッズに多大なお金をかけた事実に震えたし、
そして何より「私はこのキャラがすきなの!」という外部にアピールしたいという欲求がありありと見えて気持ち悪かった。
オタク界隈では常識となりつつある痛バッグ。
私的見解では、
コミケでギリセーフ、
公式イベントでギリアウト、
普段使いだったらアウト中のアウトって感じです。
コミケはキャラ愛を形にしたい!という人が集まる場だから、痛バに対して嫌悪感は抱きません。
公式イベントになると「う、うわーーでたーーーー痛いーーー」と叫び声をあげそうになります
(前述のDオタはここに含む)
そして普段使いし、イベントも何もないところで痛バをもってる奴。

TPO----!空気ーーーー!読んでーーーーーー!!
こないだ友人が痛バもってて「このあと公式イベだから」と言っていたときは、
「頼むから違うバッグにいれるとか、コインロッカーで預けといてくれ」と心の中でツッコんだつもりが声にでてました。
みなさんご存知だと思うんですけど
あの痛バって、すっごい目立つんですよ、悪い意味で
ディズニーで「え、超ついてる・・・」と一般人のざわめきを聞いたのは数知れず。
オタクに関してはキャラクターの知名度がぐんっと下がるので、
さらにざわめきの空気が冷たくなります。
どんなにカッコいいキャラだろうが、知らない人から見たら皆「アニメキャラ」です。
疑問なのは、そんな冷たい目線や嘲笑を受けても、強く生き続けるオタクたちの精神です。
私だったらやっていけない、立っていられない。
痛バを持つ友人の隣を歩くだけでも恥ずかしかった。
だいたい痛バの何が嫌いかって、自分の欲求のために、周りの人に迷惑をかける文化ってことです。
「自分がいいならそれでいいの!」じゃないよ、周りはよくないんだよ。
極端な例ですが、人目はばからずクソしてるもんだと思ってます。
自分の欲求のために、(周りからしたら)汚いものを見せつけてる。
私の推しキャラの痛バを持ってる人見ると、なぜか私が謝りたくなります。
「あーーーすみません、すみません、あんな人もいますが、キャラ自体は本当にかっこいいんです、誤解しないでください」と。
だいたい痛バを持ってる人を見たときって
「あんなにグッズを持ってるすごーい」という尊敬
<<<<<<<<<<<<(越えられない壁)
<<<<<<<<「なにあれ、うわっ・・・」というドン引き
だと思うんですね。
だけどオタクって生き物は良い方に考える傾向にあるんですよね。
「このグッズもこのグッズもレアなものなの!そしていっぱいあるの!みんなが私を尊敬のまなざしで見てるわ!!」
そのポジティブを違うことに生かしてくれ。
「私はキャラを愛してるから形にしたいだけなの!」と怒るなら
家にきれいに飾ればいいじゃないか
コミケとかで形にすればいいじゃないか
なぜ多数一般人の前でわざわざ見せびらかす?
「同クラと繋がりたいから!」
SNSってツール知ってます??
結局、痛バを持ってる人って
「コミケとかで出す技術もない、SNSで人と絡んだりするのは面倒、でも人に見せびらかしたい」
という欲求をわがままに叶えてるだけなんですよね
少しの手間をかければ承認欲求が満たされる手軽なグッズなんです
キャラの評価を犠牲にしてることに気づいてーーー
しかし私の批判なんて差し置いて、
最近TVでも紹介されることも増えましたし、
痛バ用のバッグなんかもどんどん発売されています
おそらく目にする機会はもっと増えることでしょう
文化がもっと発展し、ファッションの一部として一般化されるかもしれません
女子高生たちがきゃーきゃー言いながら、痛バをデコレーションし、センスある子が人気者になるかもしれません
斬新なファッションとしてパリコレにいっちゃうかもしれない
でも、そこまで普遍化するのはまだ遠い未来のことだろうなあと
非オタ民の冷たい視線を見ながら、ぼんやりと思う今日この頃です。
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